【イベント開催報告】教育協力ウィーク2024にて、ザンビア特別教育プログラム修了生のキャリア紹介セッションを行いました
2024年9月4日、教育協力ウィーク2024にて、ザンビア特別教育プログラム修了生のキャリア紹介セッション「国際教育協力キャリアの形成における理論と実践の往還~ザンビア特別教育プログラムの事例から~」を開催しました。
ザンビア特別教育プログラムは、広島大学とJICAが連携し、ザンビアでのJICA海外協力隊としての活動(実践)と、大学院での教育・研究(理論)を組み合わせたプログラムです。約20年間で40人以上の経験者を輩出し、修了生は国際協力実践者、学校教員、研究者、民間企業など多様なキャリアパスを歩んでいます。
今回のセッションでは、各分野で活躍する修了生4人が、どのようにキャリアを形成・発展させてきたかを語りました。
例えば、学校教員の修了生からは、ザンビアの高校生を日本に招き、日本の生徒と共に探求学習を行った経験が共有されました。また、コンサルタントの修了生からは、ザンビア特別教育プログラムやコンサルタントとしての業務を通じて「理論と実践の往還」を経験し、専門分野が深まり広がったことや、自らの実践経験が説得力を生んでいるという話もありました。
ザンビアでの活動を通じて、日本の高品質な「ものづくり」や経済的自立の重要性を感じた修了生は、民間企業による国際社会への貢献について説明しました。また、ザンビア特別教育プログラムを含むこれまでのキャリアから、研究者として必要なスキルをどのように身に付けてきたかという紹介もありました。
このように、ザンビア特別教育プログラムの修了生は、多様なキャリアで経験を活かしています。ザンビア特別教育プログラム修了生のキャリアについては、ぜひザンビア特別教育プログラムの20周年記念成果報告会&シンポジウム開催報告書『ザンビア特別教育プログラムの成果と今後の可能性』もご参照ください。
国際教育開発プログラムでは、ザンビア特別教育プログラムにご関心がある方からのお問合せも歓迎しております。詳しい情報やお問合せは、ぜひこちらをご覧ください。
※教育協力ウィークは、幅広い関係者の情報共有、意見交換、知識創造、人脈形成等の機会を提供するとともに、今後の事業運営に資するプラットフォームの強化を目的として、開発コンサルタント、NGO/NPO、JICAの有志、及び登壇者による共催されるイベントで、2024年は第4回目の開催です。
登壇者・参加者の方々と