【活動紹介】マラウイでの就学前教育協力プロジェクト

 広島大学大学院 人間社会科学研究科 国際教育開発プログラム・谷口京子研究室は、2023年からJICA草の根協力事業(※)「マラウイ農村部における就学前教育アクセスの向上と質の改善」を実施しています。(前回記事)

 マラウイでは、小学校に通う子どもは増えてきましたが、1年生から2年生への進学につまずく子どもや、1年生だけで学校をやめてしまう子どもも多いという課題があります。この理由として、小学校に入る前の準備が十分でないことが影響していると考えられます。そこで、就学前教育施設(小学校に入る前の教育施設:日本では幼稚園・保育園)の質を改善し、教育施設に通う子どもの数を増やすことを目的として、プロジェクトが始まりました。具体的には、保育者への研修やモニタリング、地域住民の支援強化に向けた話し合い、健康診断の導入などの活動が行われています。

 

 2024年9月にマラウイで行われたワークショップにはJICA協力隊も参加し、JICA中国のWebサイトに活動紹介の記事が掲載されました。ぜひこちらの記事をご覧ください。

 

<案件概要>

  • 対象国・地域:マラウイ共和国 北部州ンカタベイ県
  • 協力期間:2023年3月~2026年2月
  • プロジェクト目標:対象地域において、質改善の取り組みを通じ、就学前教育へのアクセスが向上する
  • 詳しい案件情報、活動報告:こちら(谷口京子研究室Webサイト)をご覧ください

 

 

JICAの草の根技術協力事業は、日本のNGO、大学、地方自治体及び公益法人の団体等がこれまでに培ってきた経験や技術を活かして企画した、途上国への協力活動をJICAが支援し、共同で実施する事業です。

 

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