[セミナー開催報告]プロジェクターを利用した途上国での授業の試み:2024年1月22日
広島大学大学院国際教育開発プログラムでは、2024年1月22日(月)にセミナーを開催し、セイコーエプソン株式会社(エプソン)の方々から、プロジェクターを利用した途上国での授業の試みについて紹介いただきました。
エプソンは2022年3月にJICA(国際協力機構)と包括連携協定を締結し、開発途上国の社会課題解決のために協力した活動をされています。特にプロジェクターに関わる事業では、JICA海外協力隊員と力をあわせ、プロジェクターを利用した授業の試みが行われています。
今回のセミナーでは、エプソンがどのようにSDGs達成への貢献や、開発途上国の教育分野の課題解決に向けたイノベーションの推進に取り組んでいるかについてや、JICA海外協力隊員と協力した活動について紹介された後、実際に途上国の教室で使われているプロジェクターのデモンストレーションもしていただきました。
セミナーには国際教育開発プログラムの留学生をはじめ約40人が参加しました。留学生の多くはアジア・アフリカ地域での教育行政官や教員の経験者であり、質疑応答の時間では、彼/彼女らの経験から、プロジェクターの必要性についてや、プロジェクターを活用してどのように教員・生徒間の学びを深めていけるかについて等、活発な意見交換が行われました。