堀田 泰司
- 職位:教授
- 学位:博士(学術) (イリノイ大学)
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連絡先:hotta[a]hiroshima-u.ac.jp
※メールをお送りになる際には、[a]を半角の@と表記されてください。
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主な経歴
- カリフォルニア州立大学(米国), 講師 (1994 – 1996)
- ノックス大学(米国), 助手・講師 (1991 – 1993)
- 広島大学, 留学生センター, 講師 (1996 – 1998)
- 広島大学, 留学生センター, 助教授 (1998 – 2007)
- 広島大学, 留学生センター, 准教授 (2007 – 2010)
- 広島大学, 国際センター, 准教授 (2010 – 2015)
- 広島大学, 国際センター, 教授 (2015 – 2018)
研究実績等については以下をご参照ください。 堀田 泰司 (大学院人間社会科学研究科) (hiroshima-u.ac.jp)
研究領域・テーマ
近年、研究業績を伸ばした2つの研究テーマについて紹介します。
(1)欧州高等教育改革(通称、ボローニャ・プロセス)におけるECTS(欧州単位互換制度)の発展に関する研究:本研究は、欧州で2000年から継続的に行われた欧州全域の高等教育改革の研究であり、特に改革の柱の一つであったECTSの発展について、現地にて10年に渡り実態調査を行いました。成果としては、黒田一雄編(2013)『アジアの高等教育ガバナンス』(勁草書房)第9章並びに松塚ゆかり編(2016)『国際流動化時代の高等教育:人と知のモビリティーを担う大学』(ミネルヴァ書房)第7章等が挙げられます。
(2)アジア高等教育共通の単位互換制度の開発に向けた研究: 本研究では、アジア地域23か国の高等教育制度を比較研究し、新たに地域共通の単位互換制度としてAsian Academic Creditsの概念を構築し、2014年には、日本比較教育学会の 『日本比較教育学』 第48号、2017年には、日本高等教育学会の『高等教育研究』(特集号:高等教育研究のニューフォロンティア)第20巻、また、海外では、2020年にJournal of Studies in International Education. Vol. 24(2)にて論文を発表しています。
指導可能な研究領域・テーマ
1.高等教育研究
2.比較教育学
3.教育開発論
4.教育交流論
5.アジア・太平洋地域の高等教育発展論
6.高等教育の資格承認の研究
7.高等教育の単位互換制度の研究
学生の主な研究題目は以下のとおりです。[M]=修士論文、[D]=博士論文
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Study on Teacher’s Perspectives towards English as a Medium of Instruction at Vietnamese Universities.[M]
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Study of Blended Education in Chinese Junior High School: An Analysis of Students’ Satisfaction [M]
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Study of the Development of Private Tutoring in Cambodia: Issues and Challenges [D]
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Study on the Employability of Returned Students from Study Abroad in Lao Universities [D]
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A Study on the Relationship between Research Ability and Mindset of Cambodian Faculty Members and Their Research Outputs: A Perspective from Fifteen Higher Education Institutions [D]
本プログラムへの進学を検討されている方へのメッセージ
世界の高等教育の発展、特に地域共通の高等教育の枠組(制度や地域レベルの国際連携システム等)の発展に興味のある方は、ぜひ、チャレンジしてください。