国際教育開発プログラムへようこそ
2024年4月3日、広島大学の入学式が行われ、人間社会科学研究科 国際教育開発プログラムに34人(博士課程後期(博士)7人、博士課程前期(修士)21人、研究生・聴講生5人)の新入生が入学しました。
馬場プログラム長より祝辞が贈られ、教員と新入生からそれぞれ自己紹介がありました。これから共に学び、研究できることを楽しみにしています!
2024年3月23日、人間社会科学研究科 国際教育開発プログラムの学位記授与式が行われました。
博士課程後期(博士)2人、博士課程前期(修士)19人に学位記が授与され、佐藤プログラム長より祝辞が贈られました。
世界に羽ばたく卒業生の皆さんの活躍と、様々な形での協働を期待しています!
現在、広島大学と株式会社パデコが共同で受託/実施しているJICA技術協力プロジェクト「バングラデシュ小学校理数科教育強化計画フェーズ3」の一環で、2024年2月4日から16日まで来日研修を実施しています。
本研修では、国家カリキュラム教科書局の初等・中等理数科カリキュラム専門家、および初等教育局、中・高等教育局の教育行政官等、18名を対象に、国際的に認識された日本のカリキュラムの開発と実践に関する理解を促進し、次期バングラデシュ初等・中等カリキュラム改善、教師教育改善のための検討・協議を行う機会を提供することを目的として実施しています。
2024年2月8日(木)は広島大学にて研修を行い、「理科教育カリキュラムの新しい動向(小~中学校)」(清水欽也教授)、「算数・数学教育カリキュラムの新しい動向(小~中学校)」(馬場卓也教授)の講義を受けるとともに、バングラデシュからの留学生(国際教育開発・理数科分野)と交流をしました。
バングラデシュ政府からの研修員と馬場教授(左)と清水教授(右)IDEC棟玄関前にて
広島大学大学院国際教育開発プログラムでは、2024年1月22日(月)にセミナーを開催し、セイコーエプソン株式会社(エプソン)の方々から、プロジェクターを利用した途上国での授業の試みについて紹介いただきました。
エプソンは2022年3月にJICA(国際協力機構)と包括連携協定を締結し、開発途上国の社会課題解決のために協力した活動をされています。特にプロジェクターに関わる事業では、JICA海外協力隊員と力をあわせ、プロジェクターを利用した授業の試みが行われています。
今回のセミナーでは、エプソンがどのようにSDGs達成への貢献や、開発途上国の教育分野の課題解決に向けたイノベーションの推進に取り組んでいるかについてや、JICA海外協力隊員と協力した活動について紹介された後、実際に途上国の教室で使われているプロジェクターのデモンストレーションもしていただきました。
セミナーには国際教育開発プログラムの留学生をはじめ約40人が参加しました。留学生の多くはアジア・アフリカ地域での教育行政官や教員の経験者であり、質疑応答の時間では、彼/彼女らの経験から、プロジェクターの必要性についてや、プロジェクターを活用してどのように教員・生徒間の学びを深めていけるかについて等、活発な意見交換が行われました。
2024年1月22日(月)15時より、エプソンのプロジェクターを利用した途上国での授業の試みを紹介するセミナーを開催します。
エプソンがどのようにSDGs達成への貢献や、開発途上国の教育分野の課題解決に向けたイノベーションの推進に取り組んでいるかにご関心がある方、また、企業と協力したJICA海外協力隊員の活動についてお話しを聞いてみたい方など、どなたでもご参加いただけます。
ぜひお気軽にお申込みださい!
イメージをクリックすると画面が開きます。
日時・場所
【日時】2024年1月22日(月) 15:00~16:30 ※途中入退室自由です。
【場所】広島大学 東広島キャンパス IDEC棟 大会議室
【開催方法】対面
【言語】英語(質疑応答は日本語も可)
セミナー概要
セイコーエプソン株式会社(エプソン)は2022年3月にJICA(国際協力機構)と包括連携協定を締結し、開発途上国の社会課題解決のために協力して活動しています。JICAが途上国で培った信頼に基づくネットワークと、エプソンが80年かけて培った技術を結び合わせ、教育課題の解決を図る活動です。
特にプロジェクターに関わる事業では、JICA海外協力隊員と力をあわせ、プロジェクターを利用した授業の試みが行われています。今回、エプソンの取り組みを紹介いただくとともに、参加者の皆様からのご意見をいただければと思います。
お申込み方法
開催前日までに以下のURLからお申込みください。
申し込みフォームにアクセスできない場合は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
【お問合せ】info[a]iedp.hiroshima-u.ac.jp
[a]を@に置き換えてください。
ザンビア特別教育プログラムのブログが更新されました。
タイトル:「School Opening Dayが配属先でありました!(ウガンダの伝統ダンス)」(2023年11月28日)
執筆者:小田さん(2021年12月よりウガンダにて活動)
※新型コロナウイルスの影響による任地振替
タイトル:「 無事に帰国しました!」(2023年12月18日)
執筆者:横山さん(2021年12月よりウガンダにて活動)
※新型コロナウイルスの影響による任地振替
他にも、お2人のウガンダでの活動の様子がブログに多数掲載されていますので、ぜひご覧ください!
広島大学-JICA連携事業: ザンビア特別教育プログラム
国際協力機構(JICA)との連携の下実施中の本プログラムは、アフリカ中南部のザンビアの学校で、JICA海外協力隊(JOCV)教師隊員として教壇に立ちながら、同時に大学院生として研究活動も行う、実践と研究の融合を図った本邦初の試みとして2002年に開始しました。国際教育協力の第一線で活躍することのできる人材育成を目的とし、これまでに修了生を国際協力専門家、学校教員、研究機関、民間企業等、さまざまな機関に輩出してきています。本プログラムでは、入学後半年~1年程度、大学院での授業を通し、国際教育協力の理論を学びます。その後、JOCV教師隊員としてザンビアに赴任し、2年間実践・研究活動を実施します。帰国後は半年~1年で活動成果を修士論文としてまとめます。
詳しくはこちら:ザンビア特別教育プログラム ウェブサイト
広島大学大学院人間社会科学研究科 国際教育開発プログラムでは、対面・オンラインにて、国際教育開発・キャリアセミナーを開催します。
第一部の国際教育開発セミナー(英語)では、データとエビデンスを活用した教育開発プログラムの改善とスケールアップについて、第二部のキャリアセミナー(日本語)では、国際協力のキャリアについてお話しいただきます。
第一部・第二部どちらかだけのご参加も可能です。どなたでもご参加いただけますので、ぜひお気軽にお申込みださい!
イメージをクリックすると画面が開きます。
第一部 国際教育開発セミナー(英語):データとエビデンスを活用した教育開発プログラムの改善とスケールアップ~インドの事例から~
国際協力の効果を高めるためには、データやエビデンスの活用が重要です。しかしこれまで、データやエビデンスをどのように効果的に活用するかについての議論は十分ではありませんでした。第一部のセミナーでは、講演者の研究から、インドのNGO Prathamを事例に、データとエビデンスを活用した教育開発プログラムの改善とスケールアップについてお話しいただきます。
【日時】2023年12月7日(木) 16:15~17:15 ※途中入退室自由です。
【場所】広島大学 東広島キャンパス IDEC棟 大会議室
【開催方法】対面+オンライン
【言語】英語
【詳細】こちらをご参照ください
第二部 国際協力キャリアセミナー(日本語):国際教育開発における実務と研究
国際教育開発における実務と研究は、開発途上国における教育をテーマとして異なるアプローチで関わりつつ、相互に関連しています。本セミナーでは、JICA職員として計10年以上にわたってJICAの教育開発事業の実務に携わった後、教育開発にかかる研究を始めた経験をもとに、教育開発の実務と研究のそれぞれの魅力や必要なスキルについて紹介いただきます。また、JICA職員としての業務の傍ら、リスキリングに取り組み、博士号を取得した経験をもとに、社会人となってからの学びなおしの意義・重要性等についてもお話しいただきます。
【日時】2023年12月7日(木) 17:30~18:30 ※途中入退室自由です。
【場所】広島大学 東広島キャンパス IDEC棟 大会議室
【開催方法】対面+オンライン
【言語】日本語
講演者ご紹介
●丸山 隆央 氏(経済学博士)
JICA緒方貞子平和開発研究所 主任研究員
兵庫県出身。大学卒業後、2002年に国際協力機構(JICA)に入構。JICAでの業務を通じて開発途上国における教育開発に関心を持ち、これまで計10年以上にわたってJICAで教育開発の実務に携わる。教育開発の実務に携わる過程で、その現場で、教員や子どもにJICAの援助がどのような効果をもたらしているのかに関心を持つようになり、セネガルからの帰国後、2014年からJICAでの仕事の傍ら、大学院でインパクト評価の理論や手法について学び始める。2019年から研究活動に本格的に携わるようになり、エルサルバドルやマダガスカルにおけるJICA事業の効果等について実証研究を行ってきている。
お申込み方法
開催前日までに以下のURLからお申込みください。
申し込みフォームにアクセスできない場合は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
【お問合せ】info[a]iedp.hiroshima-u.ac.jp
[a]を@に置き換えてください。
(セミナーに参加され、アンケートに回答いただいた方には、過去の入試問題の送付に関するご希望も承っております。)
第33回広島数学教育研究会でのDr.Ui Hock Cheahによる基調講演「数学教育における国際協力の現状と課題」を一般公開します。
本講演は2日間ある研究会のメインイベントとして一般公開を行います。研究会にはザンビア人研究者もゲストとして参加予定です。
どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申込みください。
日時・場所
・日時:2023年11月25日(土)16:20-17:50
・場所:広島大学東広島キャンパス ミライクリエ大会議室 (対面参加)
講演概要
・講演題目:「数学教育における国際協力の現状と課題」
・基調講演者:Dr.Ui Hock Cheah氏(Former Deputy Director at SEAMEO RECSAM)
ICDME(International Cooperation Development in Mathematics Education)は、2021年に開催された第14回国際数学教育会議(ICME14上海)で初めて国際協力がトピック研究会として議論されたことをきっかけに結成された数学教育者のインフォーマルな研究グループです。結成以来、2回のオンライン会議が開催されました。本講演では、この2つの会議で共有された知見や、ICDMEのメンバー間の議論に焦点を当てます。また、1)数学カリキュラムの普遍的文脈と地域的文脈、2)数学カリキュラムの複数レベル間の移行、という2つの主要テーマについて議論します。
・参加費:無料
・使用言語:英語
・事前登録:必要です。こちらのリンクよりお申込みください
・詳細情報:こちらのフライヤーをご覧ください
主催:第33回広島数学教育研究会(馬場研究室)
出願の方法や必要書類等について、以下の学生募集要項をご参照ください。
・博士課程前期(2023年4月入学):こちら
・博士課程後期(2023年4月入学):こちら
ザンビア特別教育プログラムのブログが更新されました。
タイトル:「理科と数学の研究授業に参加してきました!」
執筆者:横山さん(2021年12月よりウガンダにて活動中) ※新型コロナによる任地振替
他にも現地での活動の様子が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください!
広島大学-JICA連携事業: ザンビア特別教育プログラム
国際協力機構(JICA)との連携の下実施中の本プログラムは、アフリカ中南部のザンビアの学校で、JICA海外協力隊(JOCV)教師隊員として教壇に立ちながら、同時に大学院生として研究活動も行う、実践と研究の融合を図った本邦初の試みとして2002年に開始しました。国際教育協力の第一線で活躍することのできる人材育成を目的とし、これまでに修了生を国際協力専門家、学校教員、研究機関、民間企業等、さまざまな機関に輩出してきています。本プログラムでは、入学後半年~1年程度、大学院での授業を通し、国際教育協力の理論を学びます。その後、JOCV教師隊員としてザンビアに赴任し、2年間実践・研究活動を実施します。帰国後は半年~1年で活動成果を修士論文としてまとめます。
詳しくはこちら:ザンビア特別教育プログラム ウェブサイト