プログラムの沿革・学生の受入実績・国際協力の実績

プログラムの沿革・学生の受入実績・国際協力の実績

プログラムの沿革

 国際教育開発プログラムは、2020年、広島大学における大学院改組に伴い、旧国際協力研究科教育文化講座の教育開発コースをもとに、人間社会科学研究科に新たに設けられました。

 旧国際協力研究科が1994年4月に設立された後、その翌年4月に、本プログラムの前身となる教育文化講座が開設されました。2002年以降、大学院教育カリキュラムの中に青年海外協力隊としての海外ボランティア活動を実習科目として位置づけた、「ザンビア特別教育プログラム」を実施しています。

学生受入実績、留学生の受入状況

 留学生を含む過去5年間(2019年度~2023年度)の在学生数及び入学者数の推移は以下のとおりです。なお、以下の人数のうち2019年度分までは教育文化講座としての実績です。

在学生数の推移

年度

博士課程前期

合計人数

うち留学生

博士課程後期

合計人数

うち留学生

2019年度

112

79

50

34

2020年度

103

73

51

30

2021年度

45

25

13

9

2022年度

66

44

29

24

2023年度

74

52

39

30

(注)各年度の在学生数は51日付の人数です。

 

入学者数の推移

年度

博士課程前期

合計人数

うち留学生

博士課程後期

合計人数

うち留学生

2019年度

51

39

16

8

2020年度

34

22

10

8

2021年度

27

19

10

7

2022年度

34

27

18

16

2023年度

52

41

13

12

(注)各年度の入学者数は4月入学者と10月入学者をあわせた人数です。

 

教育文化講座の開設後の2023年度末までの修了生の実績は、博士課程前期(修士課程)計877名(うち旧IDEC生807名)うち留学生530名(うち旧IDEC生479名)、博士課程後期173名(うち旧IDEC生167名)うち留学生136名(うち旧IDEC生132名)です。

 また、過去10年間(2014年度~2023年度)の留学生(教育・文化講座)の出身国は以下のとおりです。留学生は、JICAによる「人材育成奨学計画」、「SDGsグローバルリーダー」、「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)」、「子どもの学びの改善」等の事業による招聘を含みます。

地域名

国名

アジア地域

アフガニスタン、インドネシア、カンボジア、キルギス、韓国、タイ、中国、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、ラオス

アフリカ地域

ガーナ、カメルーン、ザンビア、スーダン、セネガル、ブルキナファソ、マダガスカル、南アフリカ、マラウイ、モザンビーク、ルワンダ、レソト、南スーダン、モーリシャス、エチオピア

中東地域

エジプト、サウジアラビア

欧州地域

イタリア、ポーランド

北米・中南米地域

米国、ジャマイカ、ホンジュラス

国際協力事業への参画実績

 前身である国際協力研究科・教育文化講座教育開発コースの開設以降、国際教育開発プログラムでは、JICAとの連携のもと、留学生の受入の他、バングラデシュやザンビア等における技術協力プロジェクトへの専門家派遣等により参画してきています。また、短期の研修員受入等を実施してきています。以下は2023年度の主な研修員受入実績です。

研修コース名

対象国

受入人数

初等算数カリキュラム開発

ガーナ、ザンビア、ナミビア、南アフリカ、東チモール、フィリピン

8名

学びの改善に向けた形成的評価の実践

モンゴル、バングラデシュ、ジャマイカ、パレスチナ、エジプト、ケニア、マラウイ、南スーダン、フィリピン

10名

学びの改善のための教育政策策定及び分析能力開発

バングラデシュ、カンボジア、エチオピア、ガーナ、レソト、モザンビーク、パキスタン、フィリピン、パプアニューギニア、ルワンダ、セネガル、スリランカ、ウクライナ、ザンビア

16名

2020年度は、新型コロナの影響により、オンラインでの講義等による遠隔研修を実施いたしました。初等算数カリキュラム開発コースの報告書は以下からご覧になれます(本報告書は、研修完了報告書ではありません)。

JICA 課題別研修「初等算数カリキュラム開発」2020年度 報告書

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