藤木 大介

  • 職位:准教授
  • 学位:博士(心理学) (広島大学)
  • 主な経歴

    • 広島大学, 大学院教育学研究科(教育学部併任), 助手 (2005 – 2007)
    • 広島大学, 大学院教育学研究科(配置換)(教育学部併任), 助教(2007 – 2008)
    • 梅光学院大学, 子ども学部, 専任講師(2008 – 2011)
    • 愛知教育大学教育学部, 教育学部(教育学研究科兼担), 講師(2011 – 2014)
    • 愛知教育大学教育学部, 教育学部(教育学研究科兼担), 准教授(2014 – 2017)
    • 広島大学, 学術院,大学院教育学研究科,教育学部, 准教授(2017 – 2020)
    • 広島大学, 大学院国際協力研究科(協力教員), 准教授(2019 – 2020)
    • 広島大学, 学術院,大学院人間社会科学研究科,教育学部, 准教授(2020 – )
    • 広島大学, 学術院 社会科学分野 心理学ユニット(教育心理学)(2020 – )
    • 広島大学, 大学院人間社会科学研究科 教育科学専攻 教師教育デザイン学プログラム 学習開発学領域 教育学部 第一類(学校教育系) 初等教育教員養成コース(2020 – )
    • 広島大学, 大学院人間社会科学研究科 教育科学専攻 国際教育開発プログラム(併任)(2020 – )
    • 広島大学, 脳・こころ・感性科学研究センター 心教育・社会学部門, 研究員(2020 – )

    研究実績等については以下をご参照ください。 藤木 大介 (大学院人間社会科学研究科) (hiroshima-u.ac.jp)

研究領域・テーマ

主な研究領域・テーマ:言語・思考に関する認知心理学,学習科学

 専門は言語心理学で,句()や文章の理解や産出に興味を持っています。文の理解に関しては,語の統語や意味の情報がどのように統合されて心的表象が構築されるかに関し,オリジナルの説明モデルを構築し,その妥当性を検討しています。句の産出に関しては,日本語の名詞句内の修飾語の語順の決定因について検討していました。文章の理解については,例えば,読み手の物語理解時の登場人物に対する共感の生起課程について検討したりしています。文章の産出については,文章を構成する文の産出が自動的,無意識的に起こる場合と制御的,意識的に起こる場合とがあることを指摘し,オリジナルの認知モデルを構築し,その妥当性を検討しています。また,幼児の言語獲得に関する研究も行っています。名詞句の理解に関し,修飾語と被修飾語の識別と,それら統合に関する発達的変化を調べたりしています。さらに,言語を介した学習に関するテーマとして,知識獲得や記憶の仕組み等についても研究しています。

指導可能な研究領域・テーマ

言語に関わる心理学的な手法を用いた研究

知識の獲得や,その活用に関する研究

認知心理学をベースとする教授学習過程に関する研究

本プログラムへの進学を検討されている方へのメッセージ

 教師教育デザイン学プログラムからの兼任教員です。国際教育開発プログラムでは博士課程前期のみ対応可能です。また,途上国からの留学生が教育心理学をテーマとした研究を行う場合のみ指導します。それ以外の学生は教師教育デザイン学プログラムでの入学を検討してください。

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