清水 欽也
- 職位:教授
- 学位:博士(教育学) (イリノイ大学シカゴ校)
- 連絡先:kinyas[a]hiroshima-u.ac.jp
※メールをお送りになる際には、[a]を半角の@と表記されてください。
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主な経歴
- 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 講師(研究機関研究員)(1999 – 2000)
- 広島大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (2007 – 2013)
- 広島大学大学院国際協力研究科, 教育文化講座, 准教授 (2008 – 2013)
- 広島大学大学院国際協力, 教育文化講座, 教授 (2012 – 2020)
研究実績等については以下をご参照ください。 清水 欽也 (大学院人間社会科学研究科) (hiroshima-u.ac.jp)
研究領域・テーマ
市民的科学的リテラシーの測定から始まり、科学的プロセススキルの研究、教材との関連性などが主な研究対象です。最近は特に発展途上国の科学カリキュラムを、intended, implemented そしてachieved の観点から分析するのが主流です。
指導可能な研究領域・テーマ
主に開発途上国(カンボジア,バングラデシュ,ザンビア、マラウイ、ミャンマー、インドネシア等)の科学教育が研究テーマです。特にこれらの国々の自立的発展の基礎となるであろう「科学的思考力」、「問題解決能力」や「科学的リテラシー」育成に寄与する科学教育を「意図したカリキュラム」、「適用したカリキュラム」、「達成したカリキュラム」の観点から分析しています。
より具体的には、開発途上国の現状では、未だ実験・観察を中心とした授業はあまり一般的ではなく、知識を教え込む授業が中心です。これでは、国の発展に必要な批判的思考力が育たず、その弊害もでています。したがって、私の研究室では、開発途上国における科学的プロセススキルの育成、誤概念の調査を行っています。そのほかにも開発途上国の科学カリキュラムや教師教育を分析することによってその問題点を明らかにし、解決策を考えていくことを目指しています。
また、ザンビア特別教育プログラムの学生に対しては、実験を伴う理科授業についても指導しています。
学生の主な研究題目は以下のとおりです。[M]=修士論文、[D]=博士論文
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The Development of Test to Measure Higher-Order Thinking Skills in Science Among Mongolian Primary School Students [M]
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Factors Influencing Cambodian Students’ Science Self-Efficacy [M]
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Investigating Teacher Trainees and Teacher Trainers’ Misconceptions in Atom and Molecule [M]
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Exploring Students’ Scientific Habits of Mind (SHOM) in Indonesia [M]
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Influence of an In-Service Training Program on Teachers’ Knowledge and Students’ Use of Science Process Skills: The Case of Some Selected Secondary Schools in Lilongwe District, Malawi [M]
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モンゴル国の小学校理科教科書の問いの傾向の分析 [M]
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Critical Thinking Skills in Environmental Education among Secondary Level Students of Bangladesh [D]
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STEM Education for the Crucial Thinking Skills in Indonesian Science Education [D]
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The Effectiveness of Computer Simulations for Improving Indonesian Junior High School Students’ Conceptual Understanding of Light and Optical Instruments [D]
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ガーナと日本の理科授業分析比較研究―教室談話構造と問いかけに着目して― [D]